車を売った際の税金還付について教えてください

車を売却すると、自動車税が還付されます。
自動車税の支払いは後払いではありません。
翌年の3月末までを先払いする仕組みなので、途中で車売却をした場合は月割で返還されるのです。
ほとんど乗らない車があるなら、早めに売却したほうが還付金も多くなります。
軽自動車の場合は、還付金は返還されません。
車買取業者に中古車を売却する際は、自動車税を全額納付している必要があります。
もし分割で支払っている場合は、売却前に全額納付する必要があります。
分割の途中では、車を売ることはできないのです。
中古車の売却の可能性を考えるなら、一括で納付するのが好ましいでしょう。
分割納付を選んでいる方は、車売却を決定してから納付するのが無難です。
出張査定を受ける前の段階では、まだ売却するかどうか決めていないはずです。
ネットの査定額が高くても、出張査定を依頼するとかなり値が下がるケースもあるのです。
あまりに安い場合は売却しないでしょうから、そのときは従来通り自動車税の分割納付を続ければいいのです。
残りの税金を全額納付して金銭的に余裕がなくなり、さらに中古車の売却もしないとなれば、経済的に厳しくなるはずです。
査定を受ける段階では、売却を決定する必要はありません。
あくまで売却を決めるのは、査定額に納得した場合だけなのです。
ネット査定、出張査定のいずれにおいても、満足のいく金額が提示されないなら断って問題ありません。
なお、自動車税の納付は分割にすると利息がつきます。
本来、1回で完納する決まりとなっており、分割は例外的なものです。
納税事務所に事情を話せば納得してくれることが多いですが、最終的により多くの金額を納付する必要があるので、一括のほうがお得なのです。
金銭的に余裕のない方ほど、分割は避けたほうがいいのです。
分割対応してもらう場合は、分割回数分の納付書が必要となります。
納付回数は繰り上げることも可能なので、お金に余裕があるとき数回分をまとめて払うこともできます。